宿利原の寒干大根

冬の風物詩 錦江町宿利原の寒干大根
師走に入ると錦江町宿利原特産の寒干大根の生産が最盛期を迎える。大根の寒干し作業は12月初旬から2月初旬まで続けられ、冬の風物詩となっている。収穫された大根は、高さ約7m、長さ約50mの大きな櫓(やぐら)に吊るされ、約2週間ほどかけて乾燥させ、漬物用の大根として農家70戸が約二千トンの出荷を見込む。大根の種類は千里想(ほしりそう)という品名で、普通の大根より細長い形が特徴だ。宿利原の土壌が大根栽培に適しており、錦江湾から吹き上げる冷たく乾いた潮風も、大根の寒干しに好条件だという。今年も、地域活性化事業のひとつとして、地元自治会を中心に寒干大根ライトアップイベントが開催された。

大根干し準備


大根干し風景


大根干しやぐら風景


やぐら大根風景


ライトアップやぐら風景


ライトアップやぐら風景