志布志お釈迦祭り

志布志市志布志の伝統行事お釈迦祭り
志布志の伝統行事、お釈迦(しゃか)祭りが4月29日開催された。祭りは宝満寺一帯、商店街沿道を中心に開催され。近郷近在からたくさんの参拝客や見物人で賑わった。昨年は口蹄疫影響で中止され、二年ぶりの開催となった。今年は「がんばろう東日本 がんばろう日本 復興支援お釈迦祭り」をスローガンとして実施された。祭りでは花嫁を馬の背に乗せ、花婿が手綱をひく5組のシャンシャン馬行列が行われた。境内では花々で屋根を飾った花御堂の中に、釈迦の立像を安置し、参拝人が小さな竹の杓子で立像に甘茶を注ぎ一年の無病息災を願う人々で人垣ができていた。境内や歩行者天国の特別ステージでは太鼓や踊り、演芸等の発表等があり、志布志の町は一日中祭り一色に包まれた。


新婚の花嫁を鈴をかけて飾った馬に横向きに乗せて、花婿が口をとってパレードするシャンシャン馬。


志布志お釈迦祭りの太鼓パレードとシャンシャン馬風景。


元来はお釈迦の誕生を祝う灌仏会で4月8日に開催され「花祭り」とも呼ばれていた。花々で屋根を飾った花御堂の中に、釈迦の立像を安置し、参拝人が小さな竹の柄杓で、立像に甘茶を注ぐ。


境内の特別ステージや商店街ステージでは演芸発表や歌謡ショウなどが賑やかに繰り広げられる。


沿道は稚児行列や踊り連が繰り出し、街中が涌く。


宝満橋の祈りのともしび。「復興支援 お釈迦祭り」をスローガンにして実施された今年のお釈迦祭り。宝満橋や宝満寺周辺を中心に「祈りのともしび・点灯セレモニー」があった。

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